矢板中央高校ソフトボール部は組織力を生命線とするチームです。守備から攻撃のリズムを作るべく、まずは投手を中心とした守備力の強化が急務です。投手陣はタイミングを外す緩急が主体の技巧派、そして左右の本格派とタイプの違う３人が中心となり、いずれもゲームを組み立てることができます。内野陣はキャプテンを中心にセンターラインを中心とする守備陣を統率し、フットワークの良い三遊間とともに相手が仕掛けてくる小技に対してもしっかりと対応できる連係能力を生かした守備を信条とします。外野陣は守備範囲の広い中堅手を中心に左右の打球への反応の速さや球際への守備力を強化し、そしてタッチアップでは３塁ランナーを簡単にはホームに生還させない守備で投手陣を盛り立てていかに失点を少なくできるかを課題としています。
　攻撃面では単打でしぶとくつなぎ、いかにして１点をもぎ取れるかを課題とするチームです。しぶとさに加えて犠打と盗塁などの機動力そして相手守備陣の一瞬の隙を突いて積極的に次の塁を狙う走力も兼ね備え、試合を重ねるごとに粘り強い戦いのできる攻守にバランスの取れたチームを目指します。

指導方針

　まずはソフトボールにおける「投げる・守る・打つ・走る」の４つの基本動作の確認から始まり、次に「連係力・状況に応じた一瞬での的確な判断」ができるように組織力やメンタル面の強化を通し、チームワークによる試合運びの上手さが身に付くよう指導していく。またストレッチや基礎体力の強化および栄養面などの体調管理を入念に行うことでケガに強い体をつくり、人間性の面においても礼儀は特に重視し挨拶をしっかり行うことや相手チームを尊重するなど、スポーツマン精神に則りマナー常識を大切にできる人材の育成に努める。

１週間の練習メニュー例

＜月曜日＞
休養日
＜火曜日～金曜日＞
野手間の連係および試合を意識した守備練習、打撃練習
＜土曜日・日曜日・祝日＞
主に練習試合や公式戦などがメインになっております。

ここ久しく出場していないインターハイへの悲願の出場を果たすことです。

２２名