チーム紹介
チームカラー
今年度は昨年度までのメンバーがほぼ一新され、フレッシュな顔ぶれとなりました。キャプテンを中心に、前チームが目指してきた「相手にとって点が取れそうでなかなか点が取れないしぶとい守りからリズムを作り、試合の流れを大切にする」粘りの野球を身上とするチームカラーに最終的には到達できたらと考えております。
守備では、投手陣は直球でグイグイ押すタイプと、多彩な変化球でタイミングをずらして打者のバットの芯を外す緩急を持ち味とするタイプに分けて育成し、ゆっくりではありますが着実に投手として力をつけてきております。まずはバッテリーと遊撃手、二塁手の二遊間コンビ、そして中堅手を中心にセンターラインをしっかりさせることから始め、1人の野手がミスをしても後ろに回った選手が次のプレーでミスをカバーできるような連係能力も実践を通して強化しております。
攻撃面においては相手投手の巧みなコンビネーション投球にも素早く対応できる打力を育てるべく、まずは外へ逃げる緩い変化球の緩急への対応を強化しております。そして各打者が2ストライクに追い込まれてからをしぶとく粘り、相手投手が根負けしたところを集中打で一気に畳み掛ける攻撃が理想です。また、相手のちょっとしたスキを突いて「ここはいけるという場面で次の塁を狙えるかどうか」の走塁の判断、監督の意図を読みながらランナーの状況に応じて打者が「この場面ではどこへ打球を打つのが理想的か」という柔軟かつ的確な対応能力がチームとしての課題なのでこれらをすべて克服し、さらにプラスαとして犠打や盗塁などの機動力も兼ね備え「1点の重みを大切にできる攻撃」を実行できる、攻守にバランスの取れたチームに仕上げていくことを目指します。
練習メニュー
指導方針
まずは野球における「投げる・守る・打つ・走る」の4つの基本動作の確認や体にやさしいフォームの習得から始まり、次に「連係動作・試合中のモチベーションの高め方・状況に応じた一瞬での的確な判断」ができるように組織力やメンタル面の強化を通し、個々の技術はもちろんチームワークによる試合運びの上手さが身に付くよう指導していく。またストレッチや栄養面などの体調管理を入念に行うことで野球に適した体をつくり、人間性の面においても挨拶はしっかり行うことや相手チームを尊重するなど、スポーツマン精神に則りマナー常識を大切にできる人材の育成に努める。
1週間の練習メニュー例
<月曜日>
休養日
<火曜日>
フリーバッティング、シートノック(専攻実技)
仙波敦トレーナーによる、体にやさしい効果的なストレッチや日々の体調管理に関する指導
<水曜日>
オクボール(雑誌「Baseball Clinic 09年1月号」で紹介されました)、ゲームノック
<木曜日>
フリーバッティング、シートノック(専攻実技)
<金曜日>
カットプレー、シートノック、投手内野手間連係
<土曜日・日曜日・祝日>
主に練習試合や公式戦などがメインになっております。
チームの目標
甲子園に出場することです!
部員数
- 2年:18名 1年:18名 合計:36名
チーム理念、部訓
「一瞬懸魂」
野球は、一瞬での判断力そして集中力の差が勝敗を分けるため、試合の中での一瞬の気の緩みが命取りになるし、また逆にそこから一瞬での好判断から勝機を見出して形成を逆転させることも可能なスポーツである。そのためチームがどんなに窮地に追い込まれても最後まで気持ちを切らすことなく、グラウンドに立ったら部員全員が一瞬でのボールの動きに魂を懸けて全神経を集中させ、一つ一つのプレーとチームワークそして試合の流れの中での1点の重みを大切にすることで共通理解を図り、野球に取り組む姿勢がより専門的な選手に育っていけるようにとの願いが込められている。また野球だけでなく勉学にも一生懸命集中して取り組み、日常生活全般においても部員全員が紳士的であって欲しいとの意味合いも含まれている。
「野球ができることに感謝する」
部員たちがいつも気持ちよく野球ができるのは、保護者や地域の皆様など周りの方々の支えがあるからである。それに対し、部員全員は常に感謝の心を忘れないこと。
そして本校野球部を応援してくださる方々への期待を裏切らぬよう正々堂々とプレーし、最後の最後まで諦めないさわやか野球を展開すること。